テヒョン
どれだけそこにそうしていただろうか。三階の廊下に誰かが歩いて来るのが見えた。距離がかなりあり顔は見えなかったが、痩せた体型の中年女性であるようだった。女性は廊下の手すりに両手をかけては遊び場の方を見下ろした。そして煙草に火をつけた。ライタ…
僕たちは教室の真ん中に進み止まった。携帯電話のフラッシュライトの下に、古い机と椅子、ぐるぐるに巻かれたイベントのプラカードが現れた。誰も出入りしない教室はさらに古くなっていた。ここで何があったのだろうか。ジミンは少し離れたところの壁の前に…
驚いてしばらく動けなかった。少し離れた所の車の中でソクジンヒョンが座っていた。ヒョンが帰って来たのはナムジュンヒョンから聞いていたが、直接顔を見るのは初めてだった。ヒョンは携帯電話で何かを探して顔をしかめた。それ自体には何もおかしなことは…
黒のスプレー缶で線を描いた。やつれた顔、言葉を失くしたような口元、パサついた髪。夢で見た顔が雑な線で灰色の壁に姿を現し始めた。今は瞳を描くところだった。僕は手を伸ばしてはやめ、一歩後ろに下がった。 頭の中の顔は鮮明だった。瞳もやはりゾッとす…
충격을 먹다「衝撃を受ける」 (テヒョン~セルカあげて~) というファンの投稿へのテテちゃんのコメント。 「아미보면 충격먹을텐데 정말」 (アミが見たら衝撃受けると思うんだけど。ほんと。) 충격:衝撃 + 먹다:食べる で衝撃を受けるという意味。 …
言葉をああだこうだというのは下手だけど、いつもいい言葉を言ってあげたいし、綺麗なこともいつもしたいです。僕の心は相変わらず元気で、成長しました。心がより大きくなりました。僕は長く話すといつも真ん中で言葉がもつれて短く短く全部表現しようとす…